社会人入試コース 各指導科目
ここでは、学部1年次入学の社会人入試について説明します。大学編入の社会人入試につきましては大学編入コース各指導科目を、大学院の社会人入試につきましては大学院コース各指導科目をご覧下さい。
※大学編入の社会人入試については → 大学編入コース各指導科目へ
※大学院の社会人入試については → 大学院コース各指導科目へ
指導可能な科目
英語、小論文、数学、古文、漢文、物理学、化学、生物学、生命科学、心理学、経済学、経営学、商学、会計学、公務員試験対策など
コース別受講例
◆学部社会人入試を受験希望の方
まず、「英語」と「小論文」の受講をお奨めします。英語は基礎レベルから時事英文の読解まで学力に合わせた指導を行います。小論文は、書き方の基礎から、時事問題まで扱います。出願時期が近づいてきましたら、「志望理由書」「面接対策」もご検討下さい。
◆大学院社会人入試を受験希望の方
始めに、「英語」と「小論文」の受講をお奨めします。英語は基礎レベルから時事英文の読解まで学力に合わせた指導を行います。小論文は、書き方の基礎から、時事問題まで扱います。また、必要に応じて専門科目を受講することもできます。さらに、出願時期が近づいてきましたら、「研究計画書」「志望理由書」「口述試問対策」もご検討下さい。
英語指導
大学に入学すると、どの学部でも英語の文献を講読する必要が生じます。そのため、入試では、英文読解問題が多めになっています。下線部和訳、内容読解など、長文問題のみが出題される大学と、一般入試と同様に、語順整序や文法問題などを含めた総合問題を出題する大学とがあります。また、英語の筆記試験がない大学でも、面接で英語力を試そうとしたりする場合もありますし、大学入学後、英語だけは既習の前提で授業が行われますので、その準備も含めて、英語の学習はしておきたいところです。
社会人入試受験者は、英語の受験勉強から離れて数年以上経過している場合も多く、自分で思っている以上に英語力が落ちていることがあります。また、過去問を見るとだいたいわかるから大丈夫だと思っていた人も、採点されると案外得点が伸びないということが時々あります。これは、理解が正確ではなかったり、訳文が適切でなかったりする場合に起きる現象です。
そこで、合格をするための第一段階になるのは、文法や構文などの基礎固めをしっかりとすることです。文法の問題が直接出題されない場合も、採点者が答案を見れば、文法がどこまで身についているかが伝わります。第二段階は、英文を正確に和訳することです。構文に忠実に、かつ専門用語は適切に、そして日本語として自然に和訳するためには、正確な知識と、豊かな表現力が求められます。そのため、自分の訳文のどこがいけないのか、どう修正すれば得点が上がるのかを具体的に知ることが大切です。第三段階は、普段から専門書や専門誌などを読んでおくことです。自分の専門分野における英文の表現に慣れ、要旨を把握する速度を上昇させる必要があるからです。
四谷ゼミナールでは受講生の意欲とレベルに合わせた独自の英語学習法を指導しています。個別指導ですから、受講生はいつでも遠慮なく講師に質問できますし、講師も受講生の反応を見ていますので、理解度を把握し、説明の方法や速度を適切に調整しています。
また、英検・TOEIC・TOEFL対策も受け付けています。
- 基礎レベル…基本から教えます。英文法と英文読解の基礎徹底が目標です。
- 中級レベル…英文読解・英文法・英作文の中級レベルの充実を図ります。
- 上級レベル…上級者を対象に英文速読・時事英語などにも取り組みます。
- 実戦対策…志望校別に入試問題を解題・解説していきます。
学習項目 | 主な学習内容 |
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英単語&英熟語 | 単語・熟語の使用法の再確認をします。多義語には特に注意します。 |
英文法基礎と応用 | 基本編・中級編・実践編の問題に取り組みます。 |
英語重要構文 | 英文の読み書きで重要な、構文のパターンを覚えていきます。 |
英文読解と長文速読 | 英文読解は要旨がつかめるように指導します。速読は時間内に多く読めるよう演習を行ないます。 |
英作文 | 実際にたくさんの英文を書いてもらい、添削していきます。 |
時事英語&専門英文 | 最新の出来事や専門科目に関する文章などを英文で読めるように学びます。 |
小論文指導
どの学部でも、専門に応じたテーマの出題が多くなっていますが、環境や少子高齢化など、どの分野にも関係する社会問題も出題されています。小論文試験に求められるのは、理解力、判断力、表現力です。出題者の意図を正確に読み取り、適切に主題を設定し、論理的に文章を組み立てる必要があります。論文の書き方を教える本は多数出版されていますし、通学・通信の講座も多数開かれていますが、それだけで論文が書けるようになる方はほんの一握りでしょう。一般論を聞いただけで目の前の課題ができるようになるのは、かなり難しいといえます。
四谷ゼミナールでは、講師が受験生と色々なテーマについて対話し、添削・解説する中で、受験生の問題意識・論理的思考を磨き、合格できる小論文が書けるように指導します。テーマの内容を知らない、自分の意見を持てない、根拠をどう示せばいいのかわからない、すぐ結論になってしまって字数が不足するなど、小論文を苦手としている方に最適です。また、日本語表現力がつくことは、英語の試験などにも有効ですから、小論文試験がない大学を受験される方も受講をお勧めします。
法学・経済学・経営学・商学・文学・史学・哲学・心理学・理工学・医学・看護学・農獣医学・福祉系など、どんなジャンルでも練習できます。
小論文の手順 | 主な学習内容 |
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出題テーマの把握 | 出題されたテーマについて、出題者の意図することをどう読み取ればいいのかを解説します。 |
問題の設定 | 出題テーマについて、論文の主題を何にするべきか、その場合の根拠や具体例や反論はどのようなものが考えられるか、一般的妥当性はあるのかなど、自分だけで考えると独善的になりやすい思考に客観性を持たせる議論を行います。また、自分では考えにくい受講生には、問答法によって漠然とした意識を文章化します。 |
論文の構成 | 論文をどのように組み立てていくのかを考えます。 |
論文添削 | 実際に書いたものを添削し、徐々に論理的な文章に仕上げます。 |
専門科目指導
理科系の学部で数学や理科が出題されたり、医療系の専門学校で現代文が出題されたりすることを除いて、社会人入試の科目には、英語と小論文以外がないことが一般的です。しかし、入試に合格することは第一の目的ですが、最終目標ではありません。入学後は、一般入試で合格した学生と同じ授業を受けるわけですから、その準備として、自分の専門分野の基礎となるものは、入学前から学習しておくことが望まれます。時間の余裕があれば、入試前から初歩的なことだけでも学習しておけば、面接でその話題が出たときも有利ですし、安心して入試に臨むことができます。
また、四谷ゼミナールは月単位で受講することができますから、入試が終了してから学習することもできます。未習者・初心者の方でも安心して受講して頂けます。
科目 | 主な学習内容 |
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現代文 | 読解力養成にとどまらず、熟語・慣用句・ことわざ・文学史など、一般教養として是非身に付けておきたい知識も説明します。 |
古文・漢文 | 基本文法・語法解説から読解まで、わかりやすく解説します。 |
数学・理科 | 中学・高校の初歩から、必要な部分に絞り込んで学習することができます。 |
社会 | 日本史・世界史・地理・政治経済・倫理の概略を学習できます。 |
公務員試験 | 公務員試験対策として、苦手な方が多い数的処理の分野を中心に学習します。 |
※上記以外にも多数の専門科目を指導しております。すべてを記載することはできませんので、詳しくは個別相談時にお問い合わせ下さい。→ 無料個別相談予約へ
志望理由書・推薦書作成指導
多くの大学は、志望理由書や推薦書などを提出するよう求めています。志望理由書については面接時の資料になりますから、面接が円滑に進行するために内容を吟味する必要があります。また、推薦書は職場の上司や卒業校の担任の先生に書いていただくことになりますが、草案を添えてお願いすると、快諾していただきやすくなります。四谷ゼミナールは個別指導ですから、一人一人にあった内容の志望理由書や推薦書を作成指導します。
面接試験・口頭試問対策
ほとんどの社会人入試では、出願書類、筆記試験に加えて面接試験・口頭試問が行われます。多くの大学で、面接は合否に大きな影響を与えます。四谷ゼミナールでは長年に渡る指導経験に基づき、面接試験・口頭試問対策を行っています。個別指導ですから、即効性の高い面接試験対策ができます。志望理由書など自分の提出書類の内容に基づき、自分だけの想定問答を作成し、自分が合格できる返答のポイントを解説します。